だるまちゃんとてんぐちゃんについて

　子供の時、学校の図書館でよく読んだ絵本だと思う。内容は結構時間がたっているので、忘れている。でも絵は覚えている。

　昨日なにげに、テレビのチャンネルを変えていたら、だるまちゃんとてんぐちゃんの作者の加古 里子さんのドキュメンタリーが放送された。９２歳の誕生日（３月３１日が誕生日だと思う）ぐらいまでの一か月間の撮影されていた。

　本当に凄い生き様だと思う。いつも子供のために絵本を書き続けている。一切の妥協がない。目も緑内障でほとんど見えないらしい。そんな状態でも絵本を書き続けていこうとしている。撮影は自分で絵を描くのを断念して、他の作家にお願いしたのだが、最後は文章など本人が納得されなかった。

　映像の最後に5月2日にお亡くなりになった。

　絵本を描くことに人生をかけている。こんな素晴らしい人みたことない。ただ最後の作品が見たかったです。

　ご冥福をお祈りします。